2014/01/10

WORK CR WHEEL,limited color


昨年末、ラッキーにも未塗装状態のキャスト素地が手に入りましたので、どう料理してやろうかと悩んだ挙句、大胆にもホイール丸ごとカチオン電着塗装仕上げにしてみました





ホイール全体にカチオン電着を施した後、ディスク面・アウターリム・アウターリップ・側面にかけては更に静電塗装にて4部艶ダークグレーをトップコートしています

静電塗装とはその名の如く、静電気を利用して起伏のある凹凸面にも綺麗に塗料を付着させる事が出来る塗装法になります

・カチオンでは250℃の焼き釜で乾燥&焼付ける事によって塗膜硬化されます(7部艶の黒色のみ)
(足廻り部品のとしてはこれだけで十分すぎる高級な塗装法ですが、実は下地処理(下地塗装)としても有効でカチオン上には塗料が密着しやすいという特性も持っています)
・次に静電塗装で吹きかける塗料はダークグレー(ほぼ黒に近い)の4部艶、こちらも焼き釜で乾燥焼付けをします(温度は170℃くらいです)

カチオンは7部艶の黒しかないので、もう少し艶を引かせたい思惑があって今回は2コート仕上げにしてみました
トップコートも焼き付け塗装なので、長期間外部要因からしっかりガードしてくれる事だと思います、もしトップコートが剥げてもアンダーコートには強靭なカチオン皮膜が待ち構えている・・・って寸法でやんす(^^v




price:¥126,000/set (in TAX) 















インナー側はカチオン仕上げのまま

その塗膜は10μ~20μ(1/100mm~2/100mm)なので
キャスト素地の美しさがそのまま反映されます





左はインナー側、右がアウター側

こうやって見ると「黒とグレー」の違いがクッキリ





これだけはどうしようもない・・・

吊り下げフックに吊られたホイールは、オートメショーンシステムで電解槽へ浸されます
どうしてもエアーポケットが出来てしまいますので「弾き」箇所が出てしまいます





最大の「売り」
金型なのに砂型っぽく演出された「鋳肌」も20μの塗膜でリアルに浮き出ています










ぱっと見は「黒」ですが「黒っぽいグレー」になります



このリミテッドカラーのCR、完全に一点モノの世界にたったひとつだけのオンリーワンになります
当然1台分のみの生産&販売です

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