　　　　　　　　 Garage Mini Mini’s Headline: ヒストリックカージムカーナ「秋」、其の参

ｼﾞﾑｶｰﾅの数日前、

とあるお方よりよりのﾒｰﾙ
『もちろんﾃｯﾍﾟﾝ取ってくるんでしょ？楽しみにしてますよ～(o￣ー￣o)』

あのぉ～、余計なﾌﾟﾚｯｼｬｰﾒｰﾙ送らんとってくださいよ。。。

午前中のｱﾀｯｸが終わったのは、まだ10時前（早っ
20台にも満たないｴﾝﾄﾘｰ数はﾀﾞﾌﾞﾙで廻さなくとも、ﾋﾟﾝの単走でも大して時間が掛からず・・・。
お昼まで何してりゃいいんだろ？俺たち

無駄に持て余した時間。
コースはガラ空き。
主催者の配慮で完熟走行or同乗走行可能ってことでコースを開放して頂けました。

ﾁｬｰﾝｽとばかりに、3者3台のﾐﾆを乗り比べたり同乗したりしてみましたのでｲﾝﾌﾟﾚｯｼｮﾝ

まずはﾍﾝﾘｰさん

4速ｸﾛｽ、LSD、ﾌｧｲﾅﾙ3.9は強烈な加速

このｺｰｽにはこのｾｯﾄがﾍﾞｽﾄかも

区間区間での加速はﾛｽなくﾄﾗｸｼｮﾝが掛かる掛かる！喰う喰う！ﾊﾝﾄﾞﾙしっかり握る握る！で運転は大変だけどﾀｲﾑは出るねぇ～！

足も前後ｽﾀﾋﾞが邪魔することなく（このスピード領域だと）とってもﾆｭｰﾄﾗﾙ

速く走らせるには乗り手を選ぶｼﾞｬｼﾞｬ馬です。

ｵｰﾅｰさんへ：

ｱｸｾﾙ全開とかﾌﾙﾌﾞﾚｰｷとかの基礎練習をまずは広場などでやってみる、加減速のｽﾋﾟｰﾄﾞ感覚を身に付ける、ｽﾃｱﾘﾝｸﾞ裁きを憶える（ｗ）、速度とエンジン回転とｷﾞｱ選択を体で感じ取る、ｼｰﾄﾎﾟｼﾞｼｮﾝを整える、ﾋｰﾙﾄｩをﾏｽﾀｰする、他色々沢山ｲｯﾊﾟｲ山盛りな基礎的反復練習と経験値を積むことをお勧めします。

それが出来てから、ねじ伏せてｺﾝﾄﾛｰﾙ出来るようになってから、ﾏｼﾝのﾎﾟﾃﾝｼｬﾙｱｯﾌﾟを考えてください。

今はまだまだ必要ありません。

お次はJimmyさん

ｵｰﾊﾞｰﾄﾞﾗｲｳﾞ付ｽﾄﾚｰﾄｶｯﾄ5速といえど5速のみがｵｰﾊﾞｰﾄﾞﾗｲｳﾞな訳で、4速まではｸﾛｽﾚｼｵ化されていることから1速⇔2速の繋がりがとても良い。ｵｰﾌﾟﾝﾃﾞﾌといえど4ﾋﾟﾆｵﾝｸﾛｽﾋﾟﾝﾃﾞﾌは2ﾋﾟﾆと比べ格段にﾄﾗｸｼｮﾝが掛かる。この2点には少し驚いた。
ﾌｧｲﾅﾙ3.4も加速はｲｲﾈ!
あ、ﾁｭｰﾆﾝｸﾞﾍｯﾄﾞもしっかり効いてるよ！
上記はﾉｰﾏﾙBunnyちゃんと比較して全てが良い方向へいっていると感じたこと。

ｲﾝｼﾞｪｸｼｮﾝならではのｵｰﾙﾏｲﾃｨｰさ加減は、毎日の通勤から週末のﾓｰﾀｰｽﾎﾟｰﾂまで何の不具合もなくﾄﾗﾌﾞﾙことなく気持ちよく愉しめることが判った。

ｵｰﾅｰさんへ：
ﾐﾆでも（いや、ﾐﾆだから）こんな楽しみ方、遊び方ができるんですよ～！ｗｗ
また機会があれば行きましょうね！

Bunnyちゃん

某氏よりのﾌﾟﾚｯｼｬｰを受け、何も作戦らしい作戦は立ててなかったが急遽立ててみた。
その作戦とは、単純明快＝「踏む」だけｗ

この日が実質的なｼｪｲｸﾀﾞｳﾝになるので、そのﾊﾟﾌｫｰﾏﾝｽは未知数だがｱｸｾﾙ踏みゃ走るでっしょｗ
午前中のﾋｰﾄはとにかくﾐｯｼｮﾝが巧いこと入ってくれさえすればＯＫ。
ﾋｰﾄ前の完熟走行でﾐｯｼｮﾝの入りはno problemを確認済みだったのでﾐｽさえしなければいける。と床まで目一杯踏んでみた。

が、やっぱおせぇーわ、ﾉｰﾏﾙｲﾝｼﾞｪｸｼｮﾝ。（爆

1速と2速しか使わないｺｰｽﾚｲｱｳﾄ、それも殆どのｺｰﾅｰがｾｺｲんで曲がって曲がって曲がるばかり、ｺｰﾅｰとｺｰﾅｰの繋がりで僅かなｽﾄﾚｰﾄ区間を見つけては目一杯踏んで行くが、如何せんｵｰﾌﾟﾝﾃﾞﾌ、ｲﾝ側が空転して前に出ない（爆
ﾐｯｼｮﾝﾉｰﾏﾙがﾀﾞﾒ。純正ﾌｧｲﾅﾙもｲｹてない。
せっかくﾚｳﾞ近くまで引っぱっても2速に上げると回転落ちるし。。。（注：ｸﾛｽｷﾞｱと比較した場合のお話です）
あ、ﾚﾌﾞ当てたら遅い（ﾀｲﾑが出ない）ことも判った。軽量化も一切していないのでﾎﾞﾃﾞｨｰも重い。
ﾀﾞﾒだこりゃｗ

それでも、足はｻｲｺｰに良かった。
峠道では鬼のように曲がるW.F.O.Kinzouキットは、ｺｰｽに出ると「あれっ？」思ったほど体感できず、そこは残念なのだが、実はとてもｲｲ仕事を影でやってくれている。

思いのほかｲﾝ側の足は伸びてｱｳﾄ側は縮んでいる。
車高を上げたのもその一因ではあるが、とにかく良く追従してくれる足は縁石を踏みまくりのｼｮｰﾄｶｯﾄ最短ﾗｲﾝを難なくﾄﾚｰｽし、不安定な挙動は皆無。実に扱いやすい。
どｱﾝﾀﾞｰや、どｵｰﾊﾞｰになることも無いし、あえてそのように持っていくことだって簡単に出来るから癖が無く懐が深いﾆｭｰﾄﾗﾙな感じ。

一番の効果はスピンしない！ってこと。
誤解を招く表現であるが、ｽﾋﾟﾝしないと言うよりもｹﾂが出た後のｺﾝﾄﾛｰﾙが容易なのだ。
だからｽﾋﾟﾝしない。
これはとても重要で、ﾀｲﾑを出そうとするとどうしてもﾚｲﾄﾌﾞﾚｰｷがちになってしまいｽﾋﾟﾝﾓｰﾄﾞの局面に出くわす、そんな場合に通常であれば一気にﾘﾔがﾌﾞﾚｲｸして、瞬時にｽﾃｱを当て対応したとしてもｽﾋﾟﾝﾓｰﾄﾞから回復できずにそのままｽﾋﾟﾝして「あ～ぁ」ってのは良くある話。
それがこのW.F.O.Kinzouｷｯﾄを付けていると不思議とｺﾝﾄﾛｰﾗﾌﾞﾙになる（何故そうなるのか原理が判らないので「不思議」と表現している）、ｹﾂが出ようが何しようがｲｰｽﾞｨｰにﾗｲﾝに乗せｸﾘｯﾌﾟを取ることが出来る。
これは武器になるわｗ、本日最大の収穫である。